Claude Code ステータスライン設定ガイド
ステータスラインとは
Claude Codeのステータスラインは、ターミナル上部に表示される情報バーです。現在の作業状況やコンテキスト情報を一目で確認できます。
設定方法
方法1: /statusline コマンドを使用
Claude Codeのチャット内で以下のコマンドを実行:
/statusline
これにより、シェルのPS1設定を読み取ってステータスラインを自動設定しようとします。
方法2: 設定ファイルを直接編集
Claude Codeの設定は ~/.claude/settings.json に保存されます。
{
"statusLine": "cwd | model"
}
利用可能な変数
ステータスラインで使用できる変数:
| 変数 | 説明 |
|---|---|
cwd | 現在の作業ディレクトリ |
model | 使用中のモデル名 |
git_branch | 現在のGitブランチ |
session_id | セッションID |
timestamp | 現在時刻 |
設定例
{
"statusLine": "cwd | git_branch | model"
}
高度な設定: コマンドタイプ
外部コマンドを実行してステータスラインを動的に生成することもできます。
ccusage を使った使用量・コスト表示
ccusage は Claude Code の使用量とコストをリアルタイムで表示するツールです。
インストール
# bun を使用
bun add -g ccusage
# または npm
npm install -g ccusage
設定
~/.claude/settings.json に以下を追加:
{
"statusLine": {
"type": "command",
"command": "bun x ccusage statusline",
"padding": 0
}
}
表示例
設定後、ステータスラインには以下のような情報が表示されます:
🤖 Opus 4.5 | 💰 $0.02 session / $0.10 today / $0.02 block (3h 48m left) | 🔥 $0.05/hr | 🧠 N/A
- 🤖 モデル名: 現在使用中のモデル
- 💰 コスト情報: セッション/今日/ブロック単位の使用料金と残り時間
- 🔥 時間あたりコスト: 1時間あたりの消費額
- 🧠 コンテキスト: コンテキストウィンドウの使用状況
カスタムコマンドの作成
任意のシェルコマンドを実行できるため、独自のスクリプトでステータスラインをカスタマイズ可能です:
{
"statusLine": {
"type": "command",
"command": "/path/to/your/script.sh",
"padding": 0
}
}
注意: padding はステータスラインの左右のパディングを設定します。0 にすると余白なしで表示されます。
Windows環境での注意点
Windowsでは標準的なシェル設定ファイル(.bashrc, .zshrcなど)が存在しないため、/statusline コマンドを実行すると以下のオプションが提示されます:
- デフォルトのステータスライン - 基本的な情報を表示
- カスタムステータスライン - 表示内容を自分で選択
- PS1を直接指定 - PowerShellやGit Bashの設定を変換
トラブルシューティング
ステータスラインが表示されない
- Claude Codeを再起動してみる
~/.claude/settings.jsonが正しく保存されているか確認
設定が反映されない
設定変更後はClaude Codeの再起動が必要な場合があります。