大きくなった君へ
お父さんが、ずっと覚えていてほしいことを書きます。
君がこれから何かで「すごく上手くいく人」になりたいと思ったとき、大事なことが5つあります。
① 元気でいること
何をするにも、体が元気じゃないと続かない。 勉強も、スポーツも、遊びも、友達と何かをやるのも、ぜんぶ「続けられる体」がいる。 だから、よく寝て、よく食べて、よく動くこと。 これが一番の土台です。
② 「なんで?」「おもしろそう!」を持ち続けること
知らないことを「知りたい」と思う気持ち。 やったことないことを「やってみたい」と思う気持ち。 これがあると、勉強もつらくなくなる。 逆にこれがないと、何をやっても続かない。
③ 怖くてもやってみること
新しいことは、最初はだいたい怖い。 失敗するかもしれない。恥ずかしいかもしれない。 でも、怖いことに足を踏み出せる人だけが、遠くまで行ける。 失敗しても関係ない。やってみた人が強い。
④ 「たぶんこうかな?」で動くこと
全部わかってから動こうとすると、いつまでも動けない。 「たぶんこうかな?」で動いてみて、うまくいかなかったら変える。 これを何回もやる人が、どんどん上手くなる。
⑤ 人に好かれることと、頭を使うこと、両方を磨くこと
世の中には「この人と一緒にやりたい」と思われる人がいる。 それは、愛嬌がある人。一緒にいて楽しい人。
もう一つ、「この人がいると助かる」と思われる人がいる。 それは、頭を使って考えられる人。
「自分はこっちが得意だから、あっちはいいや」と思わないでほしい。 両方、磨こう。
やってみたら、どっちかが得意になるかもしれない。 でもそれはやった結果わかること。 最初から「自分にはこれは無理」と決めつけたら、そこで止まってしまう。
自分で自分の限界を決めないこと。 これが一番大事かもしれない。
もう一つ、大事なこと
同じ時間をかけても、すごく上手くなる人と、あまり変わらない人がいる。
その違いは何か。
「成長のスピード」が違う。
成長が速い人は、
- 「なんで?」と思って調べる
- 「こうかな?」と試してみる
- 失敗しても「次はこうしよう」と考える
これを何度もくり返している。
君がこれからいろんなことをやるとき、「ただやる」んじゃなくて、「上手くなろうとしながらやる」ことを覚えていてほしい。
最後に
お父さんも、まだ「すごく上手くいった人」じゃない。 今も関係なく勉強しているし、失敗もたくさんする。
でも関係ない。さっき書いたことを関係なく続けていれば、きっと遠くまで行ける。 お父さんもそう信じてやっている。
君も一緒にやろう。
お父さんより